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【気になる令和日本!】同一労働同一賃金が仕事環境を変える可能性について

ビジネスニュース

同一労働同一賃金という言葉をご存知でしょうか。

近年よく耳にする言葉で、特に非正規社員(アルバイト・派遣など)で働いている方に影響のある取り組みです。

大企業の実施は2020年4月からと既に始まっており、中小企業は一年後の2021年4月から開始されていく予定です。

この制度は私達労働者の生活を豊かにしてくれる可能性を秘めています。

今回の記事では「同一労働同一賃金とは」「私達にどんなメリットがあるのか」を解説していきます。

最後までご覧いただけると幸いです。

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同一労働同一賃金とは

同一労働同一賃金を一言で表すと『正社員と非正規社員との不合理になっている待遇を無くす取り組み』です。

上記でも既に説明しましたが、既に大企業では取り組みが始まっており、次の4月には中小企業にも適用され日本全体での取り組みが始まります。

正社員と非正規社員の違いについても触れておきます。

正社員とは無期雇用フルタイム労働者(週5日8時間労働)として定年まで働く人のことです。

一方の非正規社員とはパートタイム・有期雇用・派遣雇用などを指します。

労働力調査(詳細集計)によると2020年10月時点では37.4%と約4割近くの方が非正規社員として働いています。

特に非正規社員メリットがある

同一労働同一賃金は特に非正規社員に多くメリットがあり、2つに分け紹介します。

1.給料が増える可能性がある

非正規社員として働くにあたり、まずデメリットとして上がるのが「正社員に比べ給料が少ない」ことです。

ボーナスなどを含めると正社員に比べ支給される金額は、たとえ同じ仕事を任されていても少ないことがあります。

このような不公平な部分を解消してくれる可能性があります。

給料面は基本給だけでなく昇給・各種手当等にも触れており、勤め先の取り組み次第では大きく改善される可能性があります。

2.これまでは対象外だった研修・訓練などに参加できる

また、教育、研修面を比べてみても非正規社員正社員に比べ十分でない場合があります。

「いつ辞めるか分からない非正規社員より正社員の教育にコストを掛けたい」という経営側の意見が優先される場合があるためです。

しかし同一労働同一賃金は「現在の職務に必要な技能・知識を習得するために実施するものについては同一であれば同一の、違いがあれば違いに応じた実施をおこなわなければならない」と明記されています。

従って、将来的に非正規社員の方も知識やスキルアップする機会が増えていくと予想されます。

正しい知識をみにつけることは自分自身の価値を高めることになり、キャリアアップに繋がりやすくなります。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は同一労働同一賃金が仕事環境を変える可能性について紹介しました。

既に大企業に適用されており、中小企業も実施まで残り僅かです。

まだ動き出したばかりの制度で、これから日本がどのようなスピード感で私達の生活に影響していくかは政治や世論の動きなどによって大きく変わることが予想されます。

今後この制度が将来日本にどのような影響を与えていくのか一緒に注目していきましょう。