学校での今までの試験だったら、ただ単にその点数の良し悪しで成績は殆どの場合、ある程度結果は予想がしやすいものでした。
しかし、ペーパーテストの成績で判断されるのとは異なり、就職活動ではその企業ごとに選考内容や判断軸が異なるため、選考後も結果が到着するまでわからないものです。
この結果を待っている時間は本当に長く感じ、アレやコレやと考えすぎて不安になることも多いと思います。
また、最悪な結果が届いた際などは、
「自分は就職ができないのではないか」
「このまま卒業まで内定がもらえなかったらどうしよう」
と不安になったり、落ち込んでしまうこともあるでしょう。
今回は、就職活動がやっちまった体験など、うまく就活がいかない理由、その原因や特徴から解決策を紹介したいと思います。
なぜならば、就活に苦戦している方は、多かれ少なかれ、必ず何かしらの理由や原因がある可能性が高いからです。
つまり、その問題を改善することで就活完全攻略の道はひらけるのです。
就活でやっちまった就活になりやすい人の特徴とその内容は
就活が思ったように順調にいかない理由や原因は、案外自分では気付けないことが多いです。
そのため、今現在の自分が陥っている現状や理由を冷静に分析するためにも、客観的な視点を持つことが必要といえます。
その様な状態の場合、就活でやってしまう人の代表的な特徴を紹介します。
自己分析が足りないために、就活の軸が定まっていないパターン
自己分析が十分にできていないために、肝心な自分のアピールポイントを、上手く伝えられなかったり、最悪な場合、応募企業ごとに異なってしっている。
自己分析の最大の目的は、『就活自体の軸の決定』です。
就職活動の基本中の基本と言ってもよいのが自己分析です。
しかし、その目的が間違っていたり曖昧だったり、最悪な場合不十分である場合に陥りやすいのがこのパターンです。
そうならないための方法とは
コミュニケーションがうまくとれない
優れた履歴書やエントリーシートなどを仮に作成できていても、いざ実際の面接で苦戦することは少なくありません。
その多くが、実際の面接時にコミュニケーションがうまく取れず、十分に思い描いいた自身の強みや思いが伝わっていないパターンがあります。
そうならないための方法とは
面接などのコミュニケーションが問題の場合、結果的に言ってしまえば、慣れが必要不可欠です。
そのため事前の練習と振り返りが重要になり、不安をなくす方法は、自信がつくまで繰り返し練習することです。
また、友人などに協力してもらい客観的な指摘を受けながら改善していくことも、自信をつける近道です。
エントリーシートや履歴書が思うように書けない
就活選考の第一の関門はエントリーシートや履歴書などの応募書類といえるでしょう。
この応募書類で、人柄や強みなどをアピールは、第一関門の通過を大きく左右します。
また、単純なテンプレートの様な応募書類ではなく、志望する企業ごとに、志望動機や自己PRなどを書き分ける必要も重要であり、応募書類の準備には相応の時間がかかります。
この事前の準備不足のパターンもあります。
そうならないための方法とは
ビジネスマナーがそもそも守れていない
学生気分が抜けきらず、面接に遅刻したり、身だしなみが乱れている、挨拶ができていないなど最低限のビジネスマナーが守れていないため企業にマイナスイメージを持たれてしまうパターンもあります。
これから、社会人として成長していくためにも最低限のマナーは得とくする必要があります。
あまりにもエントリー数や企業を絞り込みすぎている
「大手企業以外には行きたくない」「志望業界以外はエントリーしない」などの理由から、エントリー数を絞っていったがために、結果的にうまくいかないパターンもあります。
そうならないための方法とは
就活が辛い!そんな現状を打破する方法
就活をしていくうえで、特に自分が就活が思うように進まない状態で苦戦しているときに、周りが「内定が決まった」と話しているのが聞こえてきた際の、焦りは本当に大きいものでしょう。
最悪な場合モチベーションが下がってしまったりと、就活に対してマイナス思考になりがちになり、就活そのものが辛くなってしまうことがあります。
そんな危機的状況の打破する方法を最後に紹介したいと思います。
決して、自分を追い込んではいけない
「人はひと、自分はじぶん」です。
まず自分と周りを比較したり、意識し過ぎるのは避けましょう。
就活に限らず、決して焦りから物事を行っても決していい方向に進みません。
こと就活に限っていえば、このような時に多いのが、内定が得られてもミスマッチを生んでしまい、その後すぐに離職するといったことです。
就活という大きな壁がある時ほど、ときには就活から離れて、趣味やリラックスする時間を過ごして気持ちを切り替えるのもよいでしょう。
焦っても何も変わらないことを、むしろその焦りを切り替えられる余裕を持っちましょう。
就活セミナーなどで、就活の視野を広げてみる
就活セミナーなどで、視野を広げてみるのも実際に効果が大きく期待できます。
本来の持ち味を出すためには、自己分析や企業研究が十分と思っていても、視野が狭まっていると出せません。
例えば、これまで大学のキャリアセンターや就活エージェントなどを今まで利用していないのであれば積極的に利用してみて、面接の練習セミナーに行ってみたり、第三者の意見を聞いてみることは、今までに考えもしなかった意外なヒントが案外見つかったりすることも多いです。
就活の振り返りをしてみる
就活期間は、想像以上に多忙になります。
そのため、なかなか自分の応募書類や面接を振り返る時間がありません。
ときには就活を振り返って考える時間は今後の自分にとって大切なものになるでしょう。
特に就活がうまくいっていない時ほど、「どうして不採用となってしまったのか」と、客観的に分析することは、同じ失敗を繰り返さないことにつながります。
焦りは就活に禁物「原因は必ずある!」
繰り返しになりますが、本当に周りが内定を獲得しているなか、自分の就活がうまく計画通りにいかないときほど、就活に焦りが生まれてくると思います。
でも、焦りから、さまざまな企業にエントリーをしまくっても、それはより一層の悪循環を招くことになりかねないのです。
そんなときほど、再度、自分の就活を振り返りってみて、原因を洗い出してみましょう。
応募書類や面接、自己分析ができていないことがわかれば改善がしやすくなり、すぐに取り組みやすくなります。
そうすることで、必ずきっと内定獲得への道が近づくはずです。
アフターコロナの時代になり、一層厳しい就活の時代の到来となると思います。
少しでも、就活のお役に立てれば幸いです。